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2019/12/06
スタッフブログ
お医者さんしか知らない話、こっそり教えます!
その中に「医師が持つべき薬に関する心得」として次のような提言が出てきます。
①4剤以上飲まされている患者さんは医学の知識が及ばない危険な状態にある。
②薬の数が増えれば増えるほど副作用のリスクは加速度的に増す。
③処方を中止しても患者さんの状態が悪くなるような薬はほとんどない。
④可能なら薬の処方を全部やめる。それができないならできるだけ薬を出さないようにする。
⑤効いているのか疑問に思った薬は、たぶん効かない薬だ。この中でとくに興味深いのは①の「4剤以上飲まされている患者さんは医学の知識が及ばない危険な状態にある」と断定していることです。だとしたら、いったいどれだけの日本人が「医学の知識が及ばない状態」つまり「いつ副作用で亡くなってもおかしくない状態」にあるのでしょうか?②の「薬の数が増えるほど副作用のリスクは加速度的に増す」ということも肝に銘じておくべきです。
日本では10剤以上の薬の併用も珍しくありません。いまだかつて「10種類以上の薬を20年以上も飲み続けるとどうなるのか?」という実験が行われたことがないので、どうなるのか分からないまま「国民の薬漬け」が進行しているというのが我が国の現状なのです。
まぁ、だからこうしなさい!という話ではなく、こういうことを知った上で、
取捨選択をする必要があるということですね。
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