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2020/06/10
スタッフブログ
3時のおやつの時間をとると仕事の効率は上がる
江戸時代からの名残り「3時のおやつ」
ちなみに日本でも「3時のおやつ」という言い方がありますが、あれは江戸時代からの名残です。江戸時代の寛永頃までは朝夕2食が普通で、八つ時(今の午後3時頃)に間食をとっていたそうです。江戸の後期には社会も安定し、1日3食になったのですが、八つ時の間食習慣が残りました。八つ時に食べるから「お八つ(おやつ)」というわけです。
とはいえ、「3時のおやつ」を実践している方は多くないでしょう。
日頃、「十分な休息をとれた気がしない」と感じてしまうのも、1日中、緊張を強いられているから、
と考えることもできるのです。張り詰めた精神は、疲労を蓄積させてしまいます。
たしかに、何かをやり遂げる際には、適度な緊張が必要ですが、緊張すると交感神経が刺激されますので、やる気がアップします。しかし、交感神経が活発になりすぎると、自律神経のバランスが大きく崩れてしまうので、適度に休息をとり、リラックスすることで緊張を緩め、副交感神経を働かせる必要があるのです。ゆったりした方が、仕事の効率は上がる
「アフタヌーン・ティー」も「3時のおやつ」も、自律神経を整える知恵だと言えます。休息をとらずに仕事をし続けるよりも、適度な休息を挟んだほうが、自律神経が乱れないので、最終的に仕事の効率も上がるのです。イギリス人のアフタヌーン・ティーの文化は「余裕」という言葉に置き換えることができる一方、日本のビジネスパーソンの多くは、駅でも急ぎ、エスカレーターでも急ぐ。そして、誰かがエスカレーターをせき止めていたら、舌打ちをする。横断歩道も早歩き、オフィスの中でも早歩き。
1分1秒を争って皆が焦っています。
急げば急ぐほど、自律神経は乱れイライラや疲労が募ります。特にビジネスパーソンはアフタヌーン・ティーの精神で、もっと余裕を持ってもいいのではないでしょうか?
ゆったりした気持ちは、疲労を解消する最高の処方箋なのです。あなたにおススメの記事